27日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比178円40銭高の3万8288円62銭だった。2営業日ぶりに値上がりした。
中東情勢の緊迫を受けた原油高でエネルギー銘柄が上昇した。運賃上昇が期待される海運株も値上がりした。一方、前日の米株式市場でハイテク株が下落した流れから、半導体関連株は売りが目立った。株式市場全体として取引材料が少なく、方向感に乏しい値動きだったが、午後になると値頃感の出た銘柄を買い戻す動きもみられた。
東証株価指数(TOPIX)は19・39ポイント高い2680・80。